ブログかYouTubeどっちがいいの?【2020年 副業初心者】

 

 

ネットで情報発信をしたいです。

YouTubeかブログ、どっちを始めたらいいでしょう?

SNSも併用した方がいいかしら?

 

このような疑問を解決していきます。

 

※およそ6,000文字の長い記事なので、読むのに15分ぐらいかかります。

 

 

【目的】ブログやYouTubeで情報発信するということ

 

ネットで情報を発信したいあなたは、こんな目的を持っているかと思います。

 

・収益化したい(広告、アフィリエイト)

・知名度を上げたい(ファンを増やす)

・誰かの役に立ちたい(経験の共有)

・スキルを身につけたい(自己研鑽)

・趣味、日記(記録の共有)

・事業展開(自分のサービスを売る)

 

ネットで情報発信をする主軸はブログYouTubeになります。

 

“注意ポイント”

他にも、note や Brain音声配信のVoicy(ボイシー)PodCast(ポッドキャスト)等のプラットフォームがありますが、ブログかYouTubeをやっておけば、後々何でも対応できます。

 

ブログかYouTube、どちらがあなたの目的に合うのか、はたまた将来性があるのかを考えていきましょう!

 

 

ブログかYouTube どっちがいい?

 

ブログとYouTubeのどちらがいいのか、以下の5つの視点から考えたいと思います。

 

  1. 流入者の違い
  2. SNSとの相性
  3. 収益化の違い
  4. 将来性
  5. あなたとの相性

 

それでは、順番に解説していきますね。

 

 

① 流入者の違いから考える

 

ここでいう流入者とは、どんな人がどれくらいの数であなたのサイトに来てくれるのかということです。

 

流入のきっかけで最も多いのは、キーワード検索です。

 

ブログはGoogleからの検索流入が最も多く、何かに困ってて具体的なキーワードで検索した読者が訪れてきます。対して、YouTubeは何となくアプリ内でキーワード検索されますが、どちらかというと暇な人がたまたま流れてきて、面白かったらチャンネル登録するという流れです。

 

つまり、ブログは悩みや疑問を持った人が解決したいという目的で訪れ、YouTubeは暇な人やファン化した人が何度も訪れるという違いがありますね!

 

→ ファン化した人というのは、チャンネル登録してくれた人のことです。

 

このような性質のため・・

 

ブログはご新規さんは多いが常連さんは少なく、YouTubeは常連さんは多いがご新規さんは少なくなります!

 

ここで重要なのは、流入してくる人の質とその割合が違うということです。

 

 

② SNSとの相性から考える

 

2番目に多いのはSNSからの流入です。そのため、主軸活動と相性を合わせてSNSを選択するとうまく運営できます。

 

ブログならTwitter → 両方ともテキスト

YouTubeならTikTok → 両方とも動画

静止画をよく使うならInstagram → ブログでもYouTubeでも活用可

 

大体こんな感じですが、複数のSNSを扱うのはかなり大変です。

 

なるべく相性を合わせたい所ですが、あなたが普段使うSNSでコミットするのが1番です!

 

 

③ 収益化の違いから考える

 

ネットでの収益化は大きく分けて2つの方法があります。

 

ブログもYouTubeも、基本的にはこの2つの方法を使うことになります。

 

ネット収益の2本柱

【1】広告

【2】商品紹介

 

この2つに合わせて、ついでに【その他】の収益についても紹介しておきます。

 

【1】広告





↑このような広告は、Googleアドセンスを使って掲載します。

 

ただし、アドセンス広告を掲載するためには、Googleアドセンスの審査に合格する必要があります。

 

広告 ブログ YouTube
審査に合格までの道のり サイト構築と10記事程度の作成 チャンネル登録者数1,000以上&4,000時間の再生
報酬発生タイミング 広告クリック時 広告再生時
広告の単価 10円〜300円 1円〜20円

 

⇨ 合格までの道のりは、明らかにYouTubeの方が敷居が高いです。

 

ブログは1~2週間で審査に合格できますが、YouTubeは 1~2年はかかるでしょう・・

 

悩みや疑問といった目的を持った人が来やすいのがブログなので、目的としていない広告をクリックされる確率は低いです。暇な人が何回も来てくれるのがYouTubeなので、広告を見ないと先に進めないこともあり、YouTubeでは必然的に広告収入があります。

 

 

【2】商品紹介

 

ASPという仲介業者を介して、物販(Amazon、楽天など)やサービス登録や資料請求などで収益を得ます。

 

よく耳にするアフィリエイトのことです。

 

アフィリエイトの報酬は、成約が難しいかわりに広告よりも圧倒的に単価が高いです。具体的な値段は、50円~30,000円までと幅が大きいです。

 

参考記事

2020年最新版】必須の定番アフィリエイトASP 6選 を参考に案件を確認することができます。

 

アフィリエイトは、キーワード検索をして目的を持った人が多いブログが成約されやすくなります。

 

 

【番外編】その他(YouTube向け)

 

その他の収益についても、少しだけ触れておきます。

 

その他として、サブスク投げ銭があります。サブスクとは定額課金のことで、かなりファンが多くないと開設できないので割愛します。投げ銭はVlog系や特技系のユーチューバーに多いです。Vlogとは、日頃のルーティンや旅の状況など私生活を披露する覗き見市場のことです。歌やダンス、コスプレなどを披露する人もいますね。これらでチップを発生させて、動画の反応を楽しむということになります。また、商品紹介と言っても事業展開を行う場合、つまりあなた自身の商品を売る場合は、ファン化したユーザーが多いYouTubeが有利になるかもしれません。

 

YouTubeには特殊な収益がありますね。

 

 

④ 将来性から考える

 

【将来性1】資産として

資産としてストックされていくのは、ブログといわれています。

ブログは問題解決に向けたキーワードで集客するため、検索ニーズが高い記事が蓄積されていくからです。

YouTubeは、タイムラインから視聴者が流れてくることが多いので、動画の更新を頻繁にしないと再生数は低下していきストック型とは言えません。

ただし、ブログもGoogleの検索アルゴリズムの変化で、たまに集客が弱体化することがあります。

 

【将来性2】知名度として

維持するのはしんどいYouTubeですが、ファン化してしまえば、YouTube以外での活動も応援してくれるかもしれません。

逆にブログの方は記事自体に関心を持ってもらえますが、誰が書いたのかを気にする人は少ないため、ファン化は難しいです。

 

【将来性3】インフラ状況として

テキストや画像主体のブログが淘汰されるわけではないですが、5Gの時代に突入してきており、YouTubeの需要はまだまだこれから増えそうです。

 

 

知名度の上昇を目指すために、数年収益が無くても継続できるなら『YouTube』

人の役に立ちながらコツコツ資産としてストックしていきたいなら『ブログ』

といった感じです。

 

 

⑤ あなたのタイプから考える

 

ある程度あなたの性格と相性が合う活動の方が、末長く継続ができますよね。

 

ブログもYouTubeも諦めずに生き残る人が、最も強いと言われています。

 

文章を書くこと方が好き → ブログ

ブログ1記事あたり、2,000文字が目安と言われています。ちょうど原稿用紙5枚分ですが、これぐらいの文章を書くことは苦ではないという人であればブログは取っつきやすいでしょう。とはいえ、文章が苦手だからYouTubeが良いというわけでもないです。動画の概要欄や台本を作成する場合があるので、YouTubeでもある程度の文章化は必要です。

 

喋ることが好き →YouTube

喋るのが得意なのであれば、YouTubeは始めやすいでしょう。顔出しもOKなら尚更です。自分の声が好きじゃない人や顔出ししたくない人でも、ボカロやアニメーション又は外注で対応することも可能です。

 

いつでもどこでも作業したい → ブログ

カフェでもコワーキングスペースでも、どこでも作業がしやすいのはブログになります。YouTubeの特に撮影作業は場所へのこだわりが必要になります。周囲の音が邪魔になることもあるし、逆にこちらの音声で迷惑をかけてしまうこともあるからです。あとは映り込みなど肖像権、著作権の問題にも配慮が必要です。

 

結局のところ、継続して数こなすことが重要なので・・

 

自分が辛くならずに継続できる方を選択するべきです。

 

では、ブログとYouTubeはどんな感じで作業を進めるのか、簡単に見てみましょう!

 

 

【作業工程】ブログとYouTubeではどんな感じ?

 

ここからは、簡単にブログとYouTubeの作業工程を紹介します。

 

あまり身構えると大変に感じるので、「なんとなくこんなもんかあ〜」と気軽にサラッと眺めてくださいね!

 

ブログ作業5つの工程

  1. キーワード選定
  2. 記事作成
  3. 記事装飾
  4. タイトルと概要(ディスクリプション )
  5. アイキャッチ画像作成&公開

 

①キーワード選定

お客様がどんな意図でGoogle検索をして、自分の記事まで到着するのかを考える最も重要な戦略です。

②記事作成

メイン作業です。1記事あたり平均2,000文字程度といわれています。所要時間は慣れによっても変わってきますが、1記事仕上げるのに大体1時間〜6時間位です。経験を積んでテンプレート(文章の型)が出来れば作業が早くなります。

③記事装飾

記事中の見出しを決めたり、色や箇条書き、太字やマーカーなど、記事を見やすくするための装飾です。

④タイトルと概要(ディスクリプション )

タイトルは32文字以内、概要は120文字以内で最初に決めたキーワードを意識しながら書いていきます。

⑤アイキャッチ画像作成等&公開

アイキャッチ画像とは、サムネイル画像のことです。ここにタイトルやインパクトのあるキーワードを表示させるブログもありますが、見た目だけなのでテキストは無くてもOKです。記事のURLを決めるパーマリンクの設定や、記事のジャンルを選別するカテゴリー設定もこの段階で行います。

 

 

YouTube作業5つの工程

  1. 企画
  2. 台本作成
  3. 撮影
  4. 編集
  5. タイトルと概要欄
  6. サムネ作成&公開

 

①企画

ペルソナ(推定視聴者)と検索キーワードを決めたあと、英語の5Wで考えると整理しやすいです。

・When(いつ)・・主に流行の先読み。商品紹介なら発売日前後など。

・Where(どこで)・・個室なら照明や背景、屋外なら肖像権の問題に配慮。

・Who(誰が)・・登場人物(顔出しorアニメーションなど)や音声として本人か委託かボカロか。

・What(何を)・・どんな商品や活動を軸に動画を作るか。

・Why(どうして)・・視聴者のどんな問題解決につながるのかを考える。

②台本作成

カメラの横に置いてトークする人が多く、箇条書きなど簡単な台本を使用します。

③撮影

企画に沿ってカメラを回すメイン作業です。視聴者を飽きさせない動画の尺は、5〜10分程度と言われています。

④編集

最も時間がかかる作業です。編集ソフトを使って、カット・テロップ・効果音を入れていきます。パソコンの方が素早く作業できますが、スマホでも電車内で作業できるというメリットもあります。この編集作業を外注する人もいます。

⑤タイトルと概要欄

タイトルには必ずキーワードを含めます。概要欄には、動画の目次、アフィリエイトや記事のリンクを貼ります。

⑥サムネ作成&公開

サムネはポチってもらうキッカケになるので重要項目です。サムネ作成は外注することもできます。

 

 

外注の相場については、以下の3サイトで実際の相場を見てみるとよくわかります。

 

外注の仲介業者3社

 

 

【何が必要?】ブログとYouTubeで使う機材とツール

 

必要最低限の機材とツールだけ紹介しておきます。

 

ブログ

機材:ノートPC(スマホだけはキツい)

 

ブログの場合、ノートPCだけあればOK!

 

YouTube

機材:スマホと自撮り棒(マイクと編集用ノートPCがあればなお良い)

ツール:動画編集ソフト(無料でOK)⇨ PCならFilmora、スマホならVLLOなど

 

YouTubeの場合、スマホと自撮り棒さえあればOK!

 

スマホはすでに持っていると思うので、以下のような安い自撮り棒だけ購入しておけばいいでしょう。


 

慣れてきたら、次に揃えるべきものは間違いなくマイクです。うまく音声が撮れていないと苦情がきます!(笑)スマホマイクを上回るものを購入しないと意味がないので、まあまあ高級品になります。


 

 

【まとめ】ブログかYouTubeどっちがいいの?

 

ここまでで、ブログとYouTubeの違いを解説させていただきました。

 

以下の表に、これまでの内容をまとめます。

 

ブログ YouTube
目的 問題解決・早期収益化・商品販売 知名度・晩期収益化・事業展開
流入者(流入源) Googleキーワード検索 タイムラインとチャンネル登録等
流入者(タイプ) 悩みや疑問を持った人 暇人やファン化した人
流入者(新規常連のバランス) 新規>常連 新規<常連
SNS Twitter・Instagram TicTok・Instagram
広告(掲載までの道のり) 10記事程度(2週間) 1,000登録と4,000時間再生(1~2年)
広告(成約条件と単価) クリック時(単価 10円~300円) 再生時(単価 1~20円)
主な収入源(単価) アフィリエイト(1成約 50円~30,000円) 広告(再生数あたり 0.1~0.5円)
将来性 ストック型 ファン作成型
活動場所 自由(気軽) 撮影時の配慮(大)
必要最低機材 ノートPC スマホ・自撮り棒

 

どちらがいいのかは人によって異なります。

 

本記事を読んでもまだどちらか迷ってしまう場合は、とりあえず両方やって感触を確かめてみましょう!

 

どちらにしても活動経験は、あなたの財産になるはずです。

 

というわけで今回は以上です。

 

 

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